DRY EYES
ドライアイ
漠然と疲れ目や眼の不快感を覚えている人の多くは、ドライアイが関係している可能性があります。
ドライアイとは
涙は眼の表面の角膜や結膜を潤すとともに、眼を守るバリアの役割を果たしています。
ドライアイは涙の量が減少したり、成分が変化したりするなどの症状によって、涙の働きが弱まる病気です。
涙は通常7~10マイクロメートルの層になっていますが、ドライアイの方の場合これが半分ほどに減少しているといわれています。
漠然と疲れ目や眼の不快感を覚えている人の多くは、ドライアイが関係している可能性があります。
ドライアイの症状
ドライアイは単に眼が乾くだけでなく、様々な症状が現れます。
- 眼が疲れやすい
- 眼にごろごろとした違和感がある
- 眼がひりひりと痛む
- 充血する
- 起床時に眼を開きにくい
- 目ヤニがでる
- たまにかすんでものが見える
ドライアイの原因
ほとんどのドライアイは、パソコンや携帯電話などのモニターを見つめ続けているせいで、まばたきの回数が減少し、眼が乾きやすくなるために発症しているといわれています。
また、冷暖房などの空調やコンタクトレンズの使用、ストレスといった現代特有の環境がも原因のひとつと考えられています。
ほかにも、別の病気によって引き起こされている場合や眼の手術による影響、老化なども原因となります。
ドライアイの治療方法
涙液層破壊時間の測定やシルマーテストによって、ドライアイの検査を行います。
その後、ドライアイの重症度などによって、以下のような治療が選択されます。
あわせて、加湿器の使用やまばたきを意識的に増やすなどの生活習慣の改善にも取り組みます。
- 人工涙液やヒアルロン酸配合の目薬の点眼
- 涙点プラグの挿入
- 血清点眼による栄養素の補給